2024/02/06 10:20


雪を割って小さな芽をだす筍

立春をすぎてもまだ寒い日が続く京都大原野。
江戸時代から続く筍農家さんたちの竹林にも、うっすらと雪が積もりました。


そんななかでも筍は土を割って小さな芽をだします。
希少で手に入りにくいものの例えとされる「冬筍」です。とても数が少なく、とても小ぶりな手の平サイズながら香も味も絶品。毎年末、京都の老舗料亭や京料理のお店では、お正月に冬筍を使った料理がだされます。そのため筍農家さんたちは冬でも山に入りますが、なにしろ数が少ない希少なもの。ほんの一握りの方にしか味わっていただくことができません。


ですがそろそろ、いっせいに小さな芽をだす春は目の前。
白くて甘く香りのよい筍が、そろそろ出回りはじめます。若竹煮、筍ご飯、焼き筍など楽しみかたもいろいろです。食べきれなかった時は糠漬け、ピクルス、粕漬けなどにしておくと、保存がきくだけでなく、お酒の肴としてもGOOD。画像は粕漬けをスライスしたものですが、クリームチーズを添えるとワインによく合います。お薦めです。


今年は早めにご予約の受付けを始めました。
老舗の料亭や京料理のお店の御用達「京都大原野の白子たけのこ」
ぜひ一度、召しあがってみてください。