2024/03/28 13:35

フカフカの土に包まれスクスク育つ「たけのこBaby」

四月がもうすぐそこなのに、気温が下がった京都大原野。
筍が芽をだすまであと数日の我慢。昨年より少し遅い感じのようですが、フカフカの土のなかでは筍Babyたちが、元気にスクスク育っています。




この時期、雨の日も晴れの日も筍農家さんたちは様子を見に行きます。
農家さんによっていろいろ違いはありますが、どのくらい芽がでているかなど定期的にチェックするのは同じのようです。

芽がでていれば試しに掘って大きさを確認したり、質がよければ市場にだします。
市場にだせないものはもちろん、お腹のなかへ。香り、味、柔らかさはどうかの確認は欠かせませんから。今年はまだまだ小ぶりで、大人の手に十分のるくらい。香りも味も、いつもと変わらない美味しさに「いよいよ春になる」のを感じます。

筍農家さんいわく
この時期の小さな筍は、大きさと堅さ、向きによって傷がついたり欠けたりしやすいのだとか。だから試し掘りでもずいぶん気を遣うのだそうです。「ほり」という筍堀り専用の道具を使うのですが、形状が地域によって異なるのだそうです。土の質や固さが違うので、掘る時の力の入れ方なども違うからなのかもしれません。

先日試し掘りした小さな筍を、確認用として農家さんからいただきました。
嬉しさのあまり写真を一枚も撮らないままアッという間に消えてしまったので、昨年の傷あり筍の写真にしましたが、色はいっさい補正なし。下茹でして少し冷めた頃のもの。

来週は暖かくなるようなので、一気に目がでだすかもしれません。
今年も変わらず、甘い筍をたくさんお届けできそうです。